woodニュース
2021.10.28
木のリフォーム in神戸
コロナ禍で“暮らし”を見つめなおされる方が増えているのか、
木の新築
木のリノベーション
木のリフォーム
について、たくさんのお問合せや工事の依頼をいただいております。
お問い合わせいただいた住まい手の“目的”をしっかりと汲み取り、丁寧にお話しながら進めて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて今回ご紹介させていただくのも、木のリフォーム事例です。
こちらの住まい手の方は、鉄筋コンクリート造の住宅にお住まいで、1階を賃貸されておられました。
この度1階をご自身で使用すると決められ、和室の畳部分だけを“木の床にしたい”とご依頼をいただきました。
畳を撤去し、新たな合板で面をかため&高さ調整しながら、3センチ厚の杉板を張っていきます。
続いて板の表情を確認しながら、施工場所にあった板を選びます。
今回はリビングダイニングに接する、日々よく見る場所により綺麗なものを選んで施工していきました。
難しいのが最後の一枚。
特に今回は、畳寄せという木の巾木のようなものが既に設置してあるので、ミリ単位以下の精度が求められました。
左右で微妙に違う奥行き幅に合うように板をカットし、カンナで微妙な寸法を調整していきます。
ギリギリの寸法が出たら、原始的ですが最後はコレで押し込む。
当初は押し縁という木を壁際に施工する案もありましたが、大工さんの施工精度の高さで、壁と床材の隙間はほとんど無く、綺麗に仕上がりました。
事前に畳を撤去して採寸していたので、工事は1日で終了。
川野大工、段大工ありがとうございました。