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2022.11.18
補正予算による住宅リフォーム補助事業
令和4年度補正予算が閣議決定され、住宅事業に関係する事業が11月8日に発表されています。
今週はリフォーム事業の補助についてご案内させていただきます。
こちらのリフォーム支援事業は子育て世代に向けた事業に見えます。
その中で子育て世代ではなくても活用できるものもありますのでご紹介。
内容は
①高性能の断熱窓
②高効率の給湯器
③開口部・躯体における一定程度の断熱化
④子育て世代のリフォーム
窓について
テレビのCMをご覧になっている方もいらっしゃり、ご存知かとは思いますが住宅において熱欠損率の高い箇所は窓。(だいたい46%)
そのような理由で躯体より先に窓の改修を国として勧めているわけです。
給湯器に関して
すこしマニアックなお話になってしまいますが、ゼロからお湯を作り出すのはエネルギーを多く使用します。10度の水を沸騰させるのと20度の水を沸騰させるのを比べたら10度の水の方が沸騰するのに時間がかかったり、強火にしないといけない理由と同じです。
また、夏場の室温が高い状態(室内にエネルギーがある)から室温を下げる(エネルギーを取り除く)=冷房のと室温が低い状態から室温をあげる(エネルギーを付加する)=暖房のとを比べると前述のとおり暖房の方がエネルギーを多く使い、その分コスト(お金)がかかります。
このような理由で高効率の給湯器に補助を出しますということです。
③に関しては①で述べた意味合いと似ておりますので割愛します。
④に関しては子育て世代の家族が中古戸建や今の住まいをリノベーション・リフォームするならばより補助します。といった事ですね。
また、他の補助事業に関しても少しずつご案内していきます。