施工事例新築
2020.12.18
自分たちで“つくる”住まいにしたかった。
お住まいのマンションが子供の成長とともに手狭になり、実家近くに住宅を新築したいと考えたNさん。最初はハウスメーカーで建てるのかなと考えており、ポスティングのチラシ等をみて住宅展示場に足を運ばれたそうです。 そこで話が進んだ会社との打合せが、生活の不満を解消する提案が無かったり、詳細が不明な見積書での契約が必要であったりと不安に感じることが多く、『自分たちで“つくる”住まいにしたい』と思い、弊社社員とお付き合いがあったことから、鶴甲モデル住宅を見学することとなりました。
実際訪問した鶴甲モデル住宅は思った以上に木が多く、自分たちに趣味と100%合うと感じられたわけではないとおっしゃられましたが、色々と話を聞いてくれる設計者がおり、直接話をしながら一緒につくることができるのではと感じたことから、えびす工務店との住まいづくりをスタートしていただきました。
まずはえびす工務店が連携しているファイナンシャルプランナーさんと、資金計画を行っていただきました。 見落としがちな事ではありますが、同じ年収でも3人家族と5人家族では将来必要な資金が異なり、人生設計が大きく違います。
将来の資金まで計画し、住まいにかけて良い総予算を把握することで、住まいと土地にかける予算配分も明確になります。
土地は私たちも一緒に探させていただきましたが、結局Nさんが自分で見つけてこられました。
良い住まいをつくるには、日当たりや高低差、隣の家の配置など、設計士の敷地調査が必要です。
早速Nさんと一緒に敷地調査に赴きました。
当初希望のエリアから少し離れたところでしたが、南側やすぐ近所に大きな公園があり、土地の間口も広く、隣家の配置も問題ないため日当たりも抜群で、良い住まいができますよとお伝えしました。
実は予算オーバーだったのですが、土地所有者が不動産会社さんだったことと、弊社が宅建業許可をもっていて上手く交渉したこともあり、本当にラッキーなことにちょっとの予算オーバーで購入することができました。 弊社社員も15年この業界にいて初めての経験だったそうです。
ご夫妻共同で土地探しの前に作っていただいた『理想の住まいづくりノート』をもとに打合せが始まりました。 敷地の日当たりが抜群に良いため、内部に多くの壁を必要としない標準規格の構造がバッチリ合ったことから、そちらの骨組みをベースに進めていきました。
奥様が元保育士さんということもあり、子供といつもつながる、家族の顔が見える間取りや、おもちゃやアウトドア用品などをしまう収納計画についてはじっくりとお打合せさせていただきました。
また、兵庫県産材でつくる家への設計補助や、一定の性能以上の住宅が対象となる地域住宅グリーン化事業の補助金、住宅エコポイントを活用することで、150万円以上の支出を削減し、そのお金で全館空調システムOMXを導入しました。
『地域の木を使って自分たちも得するなんていい事しかないね!』そうおっしゃっていただいたのが印象的でした。
ご夫妻共同で作っていただいた『理想の住まいづくりノート』を基にスタートした『自分たちで“つくる”住まい』は途中、コロナ禍で設備機器の納入が送れそうになるなどご迷惑をお掛け致しましたが、無事に竣工することが出来ました。
『リビングからウッドデッキで遊ぶ子供をみたり、一緒にBBQしたりなど、前の住まいではできなかった思い出づくりができてうれしい!』
『最初は傷つくのが気になってしょうがなかったやわらかいフローリングも、子供たちが家じゅうを走り回って、すくすく育ってくれることの方が嬉しい』
とおっしゃっていただけました。
また全館空調OMXのおかげで、家に居るときに、今日は暑いとか、寒いから布団から出たくないみたないことがないとのことです。
太陽エネルギーを活用した全館空調OMXは、住まい手の生活リズムを学習して、その時々の快適な室温に調節してくれるだけでなく、熱交換を行いながら換気までしてくれます。
太陽熱暖房OMソーラーからパワーアップした全館空調OMXは、私たちも初めて導入させていただきましたが、大変ご満足いただけ、私たちも提案をさせていただいて本当に良かったです。
みなさんも木の住まいにもピッタリな、全館空調OMXの導入を検討されてみてはと思います。
Nさん貴重な経験をありがとうございました。